Lone『Emerald Fantasy Tracks』(Magicwire)

 Boards Of Canadaに大きく影響を受けたドリーミーなエレクトロニカIDMを展開していたLoneがダンスフロアに急接近した作品。Flying Lotusに通じるビート感覚もあるが基本は四つ打ちで、ドリーミーな音色のコードで楽曲を展開させていく。終盤3曲の流れが素晴らしく、その陶酔感は『Geogaddi』収録曲に匹敵する。