Jam City『Classical Curves』(Night Slugs)

 Night Slugsからのアルバムとしては2作目にあたるJack Lathamのデビューアルバム。ベースミュージックの肝とも言えるベースの持続音を排しソリッドな音でまとめることで楽曲のリズム部分を極端に強調したサウンドが特徴。ソリッドでビビッドな音色が生み出す人工的・未来的なイメージは当時鮮烈な印象を残した。今作が示したサウンドはその後、PC Musicによりキッチュな方向へ発展させられていく。