ニューヨークのDylan Scheerによる5曲入り12インチ。ベッドルームなんて知ったこっちゃないストレンジで尖った感性はここでさらに研ぎ澄まされている。A1の「Baby K Interaction」はまだスムーズな印象だが、以降のトラックからは捻りに捻った奇妙なサウンドが飛び出してくる。B2「Poison」ではまさに毒のような危険な領域へ突っ込んでいる(ボイスサンプルが怖すぎる)。意味はわからないが楽曲は練られており、全体のクオリティは『Dangerous Game』以上。おもしろいのでぜひ一聴をおすすめ。