The Postal Service『Give Up』(Sub Pop)

DntelのJimmy TamborelloとDeath Cab for CutieのフロントマンBen Gibbardのデュオによる唯一作。ウェルメイドで人懐っこいエレポップ。Tamborelloは抒情的な楽曲には繊細なサウンドで静かに寄り添い、ポップな楽曲にはビビッドなサウンドで陽気なエネルギーを加えている。穏やかな声質のボーカル、クリーンなエレクトロニックサウンド、4分程度にまとめられた質の高い楽曲と、馴染みのよい要素が揃った本作はNirvanaBleach』以来となるSub Popからのプラチナ・ディスク(売上100万枚以上で認定)となった。