イギリスのバンドの7作目。前作でEMIとの契約が切れたバンドが休暇を挟んでじっくりと作り上げたアルバムはかつてなく親密でパーソナルなものとなった。ストレートに抒情的な瞬間が多くあるのが特徴だ。のびのびと実験できた…かどうかはわからないが、作品は繊細に作り込まれており、他に似たもののない奇妙な聴き心地がある。サウンドは良くも悪くもデフォルメされたところがないため掴みにくいが、聴くたびに発見があり、またコアとなるソングライティングには普遍的な良さがある。不思議な美しさのある作品。
イギリスのバンドの7作目。前作でEMIとの契約が切れたバンドが休暇を挟んでじっくりと作り上げたアルバムはかつてなく親密でパーソナルなものとなった。ストレートに抒情的な瞬間が多くあるのが特徴だ。のびのびと実験できた…かどうかはわからないが、作品は繊細に作り込まれており、他に似たもののない奇妙な聴き心地がある。サウンドは良くも悪くもデフォルメされたところがないため掴みにくいが、聴くたびに発見があり、またコアとなるソングライティングには普遍的な良さがある。不思議な美しさのある作品。