Image Man『Glance』(1080p)

(プレスリリース翻訳)


 重要な新人レーベルSUNAL/PERABOBからのリリースに続く、ニューヨーク出身のImage Manによる幻想的なハウスとテクノ。ループとドラムマシンで構築された、風当たりの強い逆説的なトラック(それらは全てライブ録音された)を収録した12インチだ。
 『Glance』は奇妙でドラッギーな退廃的領域へ遠く推移する。そこではディスコ、ソウル、古代のポップスのサンプルの反射を、彼自身のプリミティブな陶酔の中にループさせる。 スローモーなダウンビートで始まる "More "から始まり、より不安なリズムの "Else "は後半に響いてくる、残響のあるサンプルのプールへと濾過されていく。
 「われわれは当たり前のように聞こえてくる音を信頼する——音楽は私たちを迷わせることはないでしょう?
 感情というものは、私たちを迷わせる。感覚の欲望、永遠に続くことへの願望、変化の懇願、エクスタシーの期待。鏡をひと目見ればわかる。」


レーベルとしては珍しい、いわゆるブラックミュージックの要素を持った作品で、A面にて直接的にソウルからのサンプリングが使用されている。B面ではエレクトリックなサウンドに回帰し、B1では柔らかなサウンドで快適さを、B2では過剰なサウンドでドラッギーさを追求している。Glance(一瞥)というタイトルのわりに攻めた内容だ。