Tune-Yards『w h o k i l l』(4AD)

 ベースとドラムが主成分のパーカッシブで暴力的なグルーヴを、さらにパワフルでリズミカルなボーカルが乗り回す、原始的なパワーに満ちた作品。Merrill Garbusのボーカルは例えばジャングルで生まれ育ったビョークのようで、野性的な魅力に溢れている。2011年に最もフレッシュに響いた一枚。